機能性を求めるならWindows10 Proもアリ!
パソコンの購入にあたって、OSの選択は大事な要素です。市販のWindowsOSのパソコンは既にほとんどがWindows10ですが、Windows10にもHomeとProといったバージョンがあります。
しかし、この2つのバージョンの違いについて、明確に何が違うのか?と言われて、応えられる人は少ないと思います。Proって言うくらいだからProが使うちょっとお高いバージョンかな?くらいの認識だと思います。
結局ProとHomeは何が違うの?
今まで発売されてきた過去のWindowsOSの位置づけとして、Homeは一般ユーザー向けであり、Proは一般ユーザーとビジネス向けという定義でした。
Proの方が基本高価であり、Homeにある機能に別機能がプラスされているのがProという位置づけです。
そして、結局今回Windows10のHomeとProについての明確な違いは?ということが気になります。「最大メモリ量を比較!ゲーミングPCにおすすめのWindowsエディション」の記事もあわせてご覧ください。
まず、Homeにある機能をピックアップいたします。
- Microsoft Edge
- Windows Hello
- Continium
- Cortana
と、いった機能がWindows10ならではの機能です。エッジは、WEBブラウザ上にメモを取れるなどの機能があります。
Helloについては、顔認証、指紋認証に対応し端末を保護できます。Continiumについては、最近流行の2in1などに対応して、キーボードの分離の際にタッチ操作に適したインターフェイスに切り替わります。
最後にCortanaはiPhoneで言うところのSiriの様な働きをしてくれます。
そして、更にProの違いと言える、Proだけの機能の紹介です。
- ビジネス向けの機能充実(Windows update for Business)など
- Bit Locker
- Windows Remote Desktop
- Hyper-V
- Windows Update for Business
という機能が加わっております。ビジネス系の専用アプリを取得や、企業専用のプライベートアプリセクションの管理などができる。Windows update for Business。
出先や会社などからパソコンにサインインが可能となる。Windows Remote Desktop。
パソコン上に、仮想マシンを作成しひとつのパソコンで複数のOSを起動させることのできる。Hyper-V。
暗号化とセキュリティ強化がなされ、よりデータ管理が強固となる。Bit Locker。
そして、任意のタイミングで、アップデートができる。Windows update for Business。
ビジネスでなくても、家庭のパソコンでも十分に欲しい機能が充実しております。しかし、最後のアップデートのタイミングが自分で図れるようになるっていうのは、今までのWindowsで出来たことなので、自虐にも取れるというか、わざわざProのみの機能にしているは若干いただけません。
しかし、勝手にアップデートが始まらないのは大きな利点なので、購入するならProの方が断然良いと思います。
値段はどれくらい違うの?
マイクロソフトの公式の値段では、Homeは税込みで19,008円で、Proは税込みで27,864円となっております。その差は8,856円です。
結構な金額の差ではありますが、今後扱うストレスや強固と言われるセキュリティ、なにより勝手にアップデートされない。ということを考えれば、おおよそ9千円の差は払っても良いものではないかな?と思います。
BTOショップなどで、オプションでProへの変更となっている場合、9千円よりは安い金額となっておりますので、この性能差を見て、差額を支払っても良いな、と思えるようでしたらProにしてしまった方が良いと、私は思えます。