人気・コスパ・評判!ゲーミングPCおすすめ三か条!

ゲーミングPCの寿命を長持ちさせるためのカスタマイズ

スペックに余裕をもたせることと熱に気をつけよう

今から買うゲーミングPC、長く使いたいですか?それとも寿命が短くてもいいですか?まず間違いなく長持ちするほうが嬉しいはずです。ではゲーミングPCの寿命を長くするためにはどんなことに気をつければいいでしょうか。カスタマイズのポイントを解説していきます。

 

メモリ量を増やす

メモリは多くて困ることはありません。逆に少ないと重くなって困ります。最近のゲーミングPCは最低でも8GBのメモリを搭載しています。確かに今なら8GBあれば大抵のことは大丈夫です。

 

ただし2年後、3年後はどうでしょうか。すでにPCゲームの推奨スペックは8GBが標準になっています。一部16GBを推奨しているFPSもあります。ゲームはどんどん重くなりますから、2年後の推奨スペックは16GBが標準になっている可能性が非常に高いです。

 

そしてゲームだけをするわけではないでしょう。動画編集、配信、ゲームをしながら動画視聴などPCが重くなりそうな作業をするのが普通です。となるとやはり将来的なことを考えるとメモリは16GB搭載しておいたほうが長く使えます。

 

電源容量に余裕を持たせる

ゲーミングPCの寿命を短くする原因のひとつが熱です。PC内部の温度が上がると確実に寿命が短くなります。特に熱くなるパーツがCPU、グラフィックボード、電源です。

 

CPUやグラフィックボードはCPUファンやケースファンを高性能にすれば解決します。でも電源はちょっと事情が異なります。電源には容量があり、容量限界まで使うと温度が上がりやすくなります。

 

例えば500Wの電源ユニットで400W使うのと、800Wの電源ユニットで400W使うのとでは発熱量に大きな差が出ます。大容量の電源ユニットを使ったほうが、電源自体への負荷も減りますし、温度が低くなってゲーミングPC全体の寿命も長くなるのです。

 

また、電源容量に余裕があれば、3年後にグラフィックボードを交換する際にも困りません。3年後にハイスペックなグラフィックボードへと交換しようと思った時に電源容量が足りなかったら、パソコン初心者はゲーミングPCを買い替えるしかなくなります。

 

電源容量だけでなく80PLUSにも注目してください。80PLUSの規格が上位なほど電源効率が良くなり、熱を低く保てます。おすすめは80PLUS SILVERか80PLUS GOLDです。ゲーミングPCを買う際のカスタマイズで電源をアップグレードするだけで、確実に長持ちするようになりますよ。

 

SSDの容量を多めにする

SSDとHDDのどちらが寿命が長いかは色々な意見があります。物理的に壊れやすいのはHDDです。しかしSSDは使えば使うほど速度が低下する特性を持ちます。寿命という意味では運要素が強いので、最近はSSDとHDDの両方を搭載する人が増えています。

 

そしてSSDは容量が少ないと速度が出にくいという特徴もあります。例えば120GBと240GBのSSDとでは240GBのほうが高速になるわけです。さらにSSDは使えば使うほど速度が落ちるので、大容量SSDのほうが高速が長持ちします。

 

つまり寿命は置いておいて「長く快適に使いたい」と思うなら容量の多いSSDを選ぶようにしましょう。使い勝手も考えると最低でも240GBは欲しいところです。予算に余裕があるなら500GBがおすすめです。