バックパック型PCは立ってプレイするVRゲームに最適かも?
VRをプレイするのに、ちょっと邪魔なのが配線、その配線を無くすには、パソコンを背負えばいい!!そんな発想が以前にもありました。なんと新たにバックパック型PCが発売されるようです。
その名は、「VR GO」、なんだか大人気スマートフォンアプリのような名前ですが、その性能はどんなものなのでしょうか?
ZOTAC VR GOの気になる性能は?
VR GOの気になるスペックですが、CPUは Core i7-6700Tを搭載、GPUはGTX1070、メモリは16GBで240GBのSSDを搭載しているとのこと。
寸法は270mm×410mm×76mmということで、そこそこの大きさです。
以前紹介したVR Oneの大きさが285mm×430mm×63mmなので、厚みはVR GOのほうがあるようですね。
バッテリーは95Whリチウムイオンバッテリーを2基搭載できるようです。気になる稼動時間は、最大で2時間のようです。
VRゲームのプレイ限界時間は15分なり30分なりといわれているから、この点については申し分ないかもしれません。
気になるVR GOの価格は?
まだ正式な発表はなく、予想価格は30万円台だそうです。ショルダーストラップは取り外し可能なため、持ち運ばない場合は、デスクトップPCとしても使用可能です。
バッテリーがある分、急な停電でも心配しないで扱えるのはありがたいことかもしれませんね。。
パソコンとしても性能は高いので、VRをプレイするパソコンを購入することを考えていたらアリかもしれません。
VRとバックパックPCの相性は?
以前もVR Oneの記事でも記載しましたが、ネタとしては良いのですが、転倒などの危険性にどれくらい配慮できるか?だと思います。
このVR GOも重量は5kg近く(バッテリー+ショルダーストラップ装着時)あり、更にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着するわけです。
かなりの重量を装着して、VRゲームに挑まなければいけません。さらにHMDを装着している状態は視界は遮られており、危険な状態です。
危険性回避のために結局座ってプレイするようでしたら、バックパック式は不要ではないかと感じてしまいます。普通に「Oculus Rift推奨スペックから見るおすすめゲーミングPC」とVRデバイスをセットで使ったほうが便利です。
HMDに、部屋の状況を投影できるようなシステムが開発されたら、このバックパックPCは化けるのではないかと思います。
VR OneやVR GOのような夢のあるパソコンが世に出てくるのは歓迎したいことなので、これからもこういったパソコンが発売されるのは、ある意味楽しみで仕方がありません。