快適性が向上しやすいパーツを優先しよう
ゲーミングPCの選び方には順番と優先度があります。あまり意味のないパーツにお金をかけるよりも、快適性に直結するパーツを優先させたほうが満足度の高いゲーミングPCになります。
予算は限られているのですから、どのパーツを優先するかをしっかり考える必要があります。ではどの順番でゲーミングPCを構築していけば良いのかを考えてみましょう。
デスクトップかノートかを決める
まずはゲーミングPCの形状を決めます。おそらくもう決まっているとは思いますが、デスクトップかノートかで迷っているならデスクトップをおすすめします。同スペックだった場合、デスクトップのほうがずっと安いからです。
最近だとゲーミングノートPCのほうが1.5倍くらい高額です。それにデスクトップなら大きなゲーミングモニタと使いやすいキーボードを自由に選べます。
グラフィックボードを選ぶ
ゲーミングPCと普通のパソコンとの違いはグラフィックボードです。グラフィックボードが搭載されているパソコンだけがゲーミングPCと呼べます。グラフィックボードによってゲームがサクサク動くようになります。
だから最初に選ぶべきはグラフィックボードです。重いゲームならハイスペック、軽いゲームならミドルスペックがおすすめです。でも予算が少し余るようにしておきましょう。後述のパーツを登載するためです。
SSDの優先度を上げる
普通ならここでCPUやメモリをどうするか考えるでしょう。しかしCPUやメモリよりもSSDやのほうがずっと重要です。SSDの優先度が高い理由はゲーミングPCの性能が劇的に向上するからです。
CPUを少し高性能にしても違いはほとんどわかりません。メモリを2倍にしてもそこまで変化はありません。けれどもSSDを追加するだけでパソコンの速度が数倍になります。一度使ったらもうやめられません。
ゲーミングPCにHDDしか搭載されていない場合、SSDを追加しましょう。これでSSD + HDDという構成になります。OSはSSDにインストールされます。ゲームをインストールするなら240GB以上の容量を選びましょう。
メモリを増やす
多くのゲーミングPCは8GBのメモリが搭載されています。これを16GBにするかどうか悩みますよね。何年も前から続いているオンラインゲームなら8GBでOKです。最新ゲームを快適に遊びたいなら16GBにしましょう。
ゲーミングPCにおいて32GB以上にする意味はありません。ただし動画編集をするならメモリ量が多いほうがエンコード速度や編集の快適度が上がるため、お好みで増やしましょう。