そのままだと無線LANは受信できません
「オンラインゲームは有線LANが常識!」なんてよく言われますが、そうしたくでもできないケースって結構あります。実は私も昔はそうでした。
実家の1階にルーターがあり、自室が2階にあると、LANケーブルを引っ張ってくるのはほぼ無理です。無線LANを利用するしかなくなります。
あなたが似たような状況ならゲーミングPCのカスタマイズに注意してください。ゲーミングノートPCなら問題ありません。無線LAN(Wifi)の受信機が必ず内蔵されています。特に苦労することはありません。
しかしデスクトップゲーミングPCは別です。ほぼ100%のデスクトップゲーミングPCは無線LANを受信するためのパーツが搭載されていないからです。
BTOメーカー別の無線LANカスタマイズ
デスクトップゲーミングPCを無線LANに対応させる方法は2つあります。1つは受信するためのパーツをデスクトップに内蔵させること、もう1つは受信するための機器をデスクトップの背面(大抵の場合はUSB接続)に設置することです。
ゲーミングPCを販売しているBTOメーカーはこのようなカスタマイズをできるのか調べてみました。
ドスパラ(ガレリア)
ドスパラのカスタマイズページには「無線LAN」の項目があり、「USB接続 無線LAN子機 433Mbps対応」と「USB3.0接続 無線LAN子機 866Mbps対応」の2つから選べます。
どちらもUSB端子にガチャリと挿すタイプです。超高速なインターネット回線と契約していない限りは433Mbpsのほうが安くておすすめです。
Mouse(G-Tune)
G-Tuneも2種類用意されています。「USB2.0 無線LANアダプタ」と「ASUS PCE-AC68」です。前者はUSB接続タイプで、後者は内蔵+外付けタイプです。
USB接続のほうはちょっと古いですね。無線の最新規格にも対応していません。内蔵タイプのほうが遥かに高速で、アンテナの性能も非常に高いです。
パソコン工房(レベルインフィニティ)
パソコン工房が一番豊富です。内蔵タイプの無線LANカードが1つ、USB接続タイプが3つもあります。どれも安いですし、USB接続接続タイプは人気のバッファロー製です。
この中なら無線LANカードかUSB3.0接続タイプがおすすめです。内蔵か外付けかはほぼ好みの問題ですが、内臓タイプのほうがUSB端子を節約できますし、熱の問題も少ないメリットがあります。