グラフィックボードの価格とベンチマークスコアを比較
ゲーミングPCで大切なのはコスパです。特に性能を左右する上に高額パーツであるグラフィックボードのコスパが最重要です。ではどのグラフィックボードがコスパ最強なのでしょうか。
価格.comでの最安値グラフィックボードとパソコン工房が公開している3DMARK FireStrikeのベンチマークスコアを比較して、どれが一番コスパが良いのか検証してみました。ちなみに人気のNVIDIA GeForce 900シリーズを対象とします。
グラボ | 価格 | ベンチマーク | コスパ |
---|---|---|---|
GTX1080 8GB | 71,042円 | 22,040 | 3.223 |
GTX1070 8GB | 42593円 | 18,199 | 2.34 |
GTX1060 6GB | 24180円 | 13,518 | 2.069 |
GTX1060がコスパ最強!
ベンチマークスコア当たりの価格を数値化しました。つまり数値が低いほどコスパが良いグラフィックボードということです。コスパ最強と思われていたGTX1080がランキング最下位になるとは予想外です。
GTX TITAN Xを選ぶくらいならGTX1080にしたほうがいいですね。そこまで性能も変わりませんし。ただ、GTX1080とGTX1070のコスパ差も大きいです。2chではGTX1080よりもGTX1070のほうが高く評価されているのですが、その理由がよくわかります。
そして売れ筋ランキング1位のGTX1060がコスパ最強です。日本で一番売れているゲーミングPCであるドスパラの「ガレリア XT」にはGTX1060が搭載されています。安いだけでなくコスパが良いから人気だとわかりました。
もちろんあなたがやるゲームによって選ぶべきグラフィックボードは変わります。GTX1060がコスパ最強だと言っても性能では他のグラフィックボードに負けているのですから、よく考える必要があります。
とにかくコスパを最優先するならGTX1060、でも新しいゲームをやるならGTX1070かGTX1080がおすすめです。いえ、むしろコスパはほとんど変わらないのですから、長く使えて高性能なGTX1070のほうがおすすめです。