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SSDの性能の見分け方

SSDは速度だけでなくコントローラー等にも違いがあります

SSDを選ぶ際に、同じ容量でも価格が大きく違います。いったいなにが違うのか?今回はその見分け方を書いていきたいと思います。

 

どこで性能が変わるのか?

SSDにはまず、SLCとMLCとTLCという種類があります。性能表にはメモリタイプと書かれております。SLCのSはシングルの略、MLCのMはマルチの略です。LCはレベルセルという言語の略語になっております。

 

SSDの中にデータを保存するセルというスペースがあり、その中に1つ→S(シングル)の情報を書き込むのがSLC、2つ書き込むのがMLCとなっています。

 

では、MLCの方がいいんですね?ということにはならず、SLCの方が高速でデータをやり取りでき、消費電力も少なくなります。MLCはデータを多く保存できるメリットがあり、一長一短となっております。今現在はMLCでもSLCに匹敵する速度が得られるためMLCが普及しております。

 

さらに、TLC(トリプルレベルセル)というものが出てきており、3つ書き込めるようになっています。MLCよりも大容量!しかしSLCとMLCとの関係性に近いものがあります。一長一短ですね。

 

読み書きの速度

上記を踏まえた上で、今度は実際の読み書きの速度差の話になってきます。速度の単位は読み込みも、書き込みもMBsという単位になってきます。

 

1秒間に○MBのデータをやりとりできるか?という話になり、この数字が大きいほど、より大きなデータを書き込み&読み込みできるということになります。シーケンシャルリード/ライトと書かれております。

 

また4KBランダムリード/ライトという呼び名の、読み込み&書き込み速度もあり、先ほどのものは継続した作業、今回のものは単一的な作業になり、むしろこちらが早いほうが日常使う上で重要な速度と言えます。

 

コントローラ

SSDの主要パーツと言われているパーツです。各メーカーで多数の仕様があります。このコントローラがどれだけ、SSDのフラッシュメモリにアクセスできるか?が一番速度に直結します。

 

エントリーモデルに採用されやすいSilicon Motion製、高性能なIntel製などがあります。

 

結局は価格がわかりやすい指標

結局は価格が高いものが、やはり性能が良いのですが、今後この項目と数値を見比べていただき、自分の出せる最低限の値段の中で、性能の数値が良いものを選んでいただければと思います。

 

読み込みは早いけど、書き込みは遅い、どちらも平均した数値、など色々な製品があります。HDDと比較すれば十分に速度は向上しますが、よりデータアクセス時間を短縮したいという方は気にしていただくと、SSD選びの目安になると思います。