人気・コスパ・評判!ゲーミングPCおすすめ三か条!

自作初心者が素直にBTOゲーミングPCを買うべき理由

ゲーミングPCを自作するメリットは少ない

「自作=安い」みたいなイメージが定着していますが本当でしょうか?初めてゲーミングPCを買う際に、予算を抑えるために自作にチャレンジする人がいますが、きちんとメリット・デメリットを理解すべきです。

 

自作経験もBTO業界の知識もある私としては、自作初心者は素直にBTOのゲーミングPCを買うべきだと考えています。その理由を詳しく解説していきます。

 

自作が安いなんてのは幻想

まず一番の勘違いを正しましょう。自作は別に安くはありません。昔は安かったです。私も予算内でパーツを集めて、ゲーミングPCを組み立てていました。しかし最近はBTOゲーミングPCの価格が下がってきていて、自作とほとんど変わりません。

 

例えばCore i7-6700K、メモリ8GB、GeForce GTX960という構成で自作したとしましょう。パーツの価格を調べるとわかりますが、自作がわずかに安いくらいで、手間を考えたらBTOゲーミングPCを選んだほうがコスパが良いことに気付きます。

 

BTOのパーツは安物なんてのは嘘

自作をする人でも「BTOメーカーは安物のパーツを使っているから安いんだ」なんてことw言う人がいますが大間違いです。BTOゲーミングPCは基本的に有名なパーツを使っています。世界シェアトップのグラボだったり、価格.comの満足度ランキング上位の電源メーカーだったり、悪いものを選んでいるわけではありません。

 

仮に知らないメーカーに不安を覚えるなら、カスタマイズでパーツを変更することもできます。例えばドスパラは知名度が低い電源が初期搭載されていますが、Silverstoneなどの電源に変更できます。

 

自作は販売価格、BTOは仕入れ価格

ではなぜ自作とBTOゲーミングPCの価格がほとんど変わらないのでしょうか。もしも同じ価格のパーツを使っているなら、BTOメーカーの利益がなくなります。その理由は販売価格と仕入れ価格の差にあります。

 

自作する人は価格.comやAmazon、BTOメーカー、PCショップなどからパーツを購入します。これは販売価格で購入していることを意味しています。AmazonやPCショップは当然、もっと安い価格で仕入れて販売しています。

 

BTOメーカーは毎日たくさんのゲーミングPCを組み立てています。大量発注するため仕入れ価格は大幅に安くなります。私達のような一般消費者が目にするパーツ価格の半分以下なんてこともあります。

 

だからBTOゲーミングPCでもしっかり利益が出るわけです。自作とBTOの価格を比較するなら、この点に注意しなければなりません。時間を費やしてパーツを集めて自作しても、結局BTOゲーミングPCと5000円しか価格が変わらないなら、BTOを選ぶべきではないでしょうか。

 

自作のメリットは自由度

ここまでの話で、自作初心者が価格目当てにチャレンジする意味なんてないことがわかったと思います。それでも自作をする人がいるのはないでしょうか。それは自由度です。

 

いくらBTOゲーミングPCがカスタマイズ可能だといっても、選べるパーツには限界があります。ケース、電源、グラボなど本当に好きなメーカーで揃えるなら自作以外の手はありません。

 

ただし、どのメーカーがいいか悪いかなんて、基本的に幻想ですから、「自作=趣味」みたいに思える人にしかおすすめできません。自作初心者はいきなりゼロから組み立てるのではなく、BTOゲーミングPCを購入して、2年後とかにパーツの交換をして自作に慣れていくことをおすすめします。