人気・コスパ・評判!ゲーミングPCおすすめ三か条!

ゲーミングPCとクリエイター向けPCの違いとは

プロのクリエイターにはクリエイター向けPCのほうがおすすめ!

ゲームをするためのパソコンがゲーミングPC、動画編集や画像編集をするためのパソコンがクリエイター向けPCです。用途によって呼び方が変わるのは理解できるでしょう。では一体パソコンの中身にどのような違いがあるのでしょうか。

 

共通しているのは高性能なこと

ただのデスクトップやノートパソコンは重い作業をすることを想定していません。だから安物のパソコンを買っても3Dオンラインゲームはプレイできませんし、PhotoshopやAdobe Premiere、CADなんかはまともに動きません。

 

つまりゲーミングPCもクリエイター向けPCも最低ラインがすでに高性能です。ミドルスペックのゲーミングPCですら、オフィス用パソコンの性能を上回っています。

 

CPUはCore i5、Core i7以上、メモリは8GB以上が標準です。そして特に大きな違いがグラフィックボードです。オフィス用パソコンにはグラフィックボードが搭載されていません。ゲーミングPCやクリエイター向けPCにはグラフィックボードが搭載されているため、ゲームや動画編集ソフトがサクサク動いてくれます。

 

ゲーミングPCでもある程度はクリエイター向けとして使えます

クリエイター向けPCと言っても動画編集、画像編集、CAD、3Dモデリング、RAW現像、イラスト制作など様々な用途があるわけですが、どの用途だったとしてもアマチュア用のクリエイター向けPCってゲーミングPCとほとんど同じなんです。

 

格安のクリエイター向けPCのパーツ構成は、大抵Core i5、メモリ8GB、GeForce GTX1060とかそんな感じです。ゲーミングPCのエントリーモデルやミドルスペックも同様です。

 

つまりゲーミングPCを買っておけば、クリエイター向けPCとしてもある程度は使えます。実際私はゲーミングPCでPhotoshop、SAI、Sony Vegasなどを使ったことがあります。特に不便だとは感じませんでした。まったく問題ない性能です。

 

プロはクリエイター向けPCを使いましょう

ここからが大切です。あなたがプロのクリエイター、あるいはこれからプロを目指すならハイスペックなクリエイター向けPCを選んでください。プロ向けのハイスペックモデルはゲーミングPCとは根本的に違います。

 

まずCPUが高性能です。同じCore i7でもクリエイター向けPCのほうがコア数の多い、並列演算処理を得意としたCPUを採用しています。メモリ量も重要です。データ量の大きいファイルを扱う場合、メモリ8GBでは絶対に足りません。16GBでもギリギリです。私は32GB、あるいは64GBをおすすめします。メモリが足りないと本当にストレスなので、限界まで積んだほうが確実に作業効率が向上します。

 

そして何よりもグラフィックボードが違います。ゲーミングPCの場合、NVIDIA GeForceのグラフィックボードを採用しています。GeForceシリーズはDirectXで動作するソフトウェアをサクサク動かすのを得意としてます。オンラインゲームは大抵DirectXで動作しているので、ゲーミングPCにはGeForceグラフィックボードが採用されているのです。

 

一方、Adobe製品を始めとしたクリエイター向けソフトウェアはOpenGLで動作しています。NVIDIA GeForceはOpenGLの処理は苦手です。そこでおすすめしたいのがNVIDIA Quadroシリーズです。

 

同じNVIDIA製グラフィックボードですが、QuadroはOpenGLを得意としていて、各種クリエイター向けソフトウェアに最適化されています。だから動画編集、画像編集、3Dモデリングのような作業にはQuadroシリーズのグラフィックボードを使うべきです。

 

実際にBTOメーカーのクリエイター向けPCを見てみると、プロ向けのモデルはどれもQuadroグラフィックボードを搭載しています。GeForceとは劇的に違うので、プロを目指すならクリエイター向けPCを選んでください。